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ホワイトニングについて

ホワイトニングとは

ホワイトニング(Whitening)とは、歯の表面や内部に沈着した色素を除去し、本来の白さを取り戻したり、さらに明るい色調に改善したりするための審美歯科治療の一種です。日本では「歯の漂白」とも呼ばれ、口元の印象を美しくする目的で多くの人が関心を持っています。歯の白さは清潔感や若々しさの象徴とされ、ビジネスや対人関係においても良い印象を与える重要な要素です。


歯の変色の原因

歯の変色には、大きく分けて「外因性」と「内因性」の2種類があります。

●外因性の変色

歯の表面に色素が沈着するタイプで、主な原因は以下の通りです。

  • コーヒー、紅茶、ワインなどの飲食物による着色

  • 喫煙によるタールやニコチンの付着

  • 歯垢・歯石による汚れの蓄積

  • 不十分な歯磨きや口腔衛生

●内因性の変色

歯の内部の象牙質が変色するタイプで、以下の要因があります。

  • 加齢による象牙質の黄ばみ

  • 抗生物質(テトラサイクリン系)の影響

  • 虫歯や神経の壊死

  • フッ素の過剰摂取(フッ素症)

このように、原因によってホワイトニングの効果や方法は異なります。


ホワイトニングの種類

① オフィスホワイトニング

歯科医院で専門家が行う方法です。高濃度の過酸化水素や過酸化尿素を使用し、特殊なライトやレーザーで活性化させます。
メリット:

  • 即効性があり、1回で効果を実感できる

  • 安全性が高い(専門家管理下で行うため)

デメリット:

  • 費用が比較的高い(1回あたり1〜5万円程度)

  • 色戻りがやや早い

② ホームホワイトニング

歯科医院で専用のマウスピースを作成し、自宅で低濃度の薬剤を使用して行う方法です。
メリット:

  • 自分のペースで行える

  • 効果が長持ちしやすい

デメリット:

  • 効果が出るまで2週間〜1か月ほどかかる

  • 毎日の装着時間を守る必要がある

③ デュアルホワイトニング

オフィスとホームを併用する方法です。即効性と持続性の両方を得られるため、最も効果的な方法とされています。
費用はやや高額ですが、総合的に満足度が高いとされています。


ホワイトニングの仕組み

ホワイトニング剤には主に過酸化水素(H₂O₂)または過酸化尿素が含まれています。これらの成分が分解される際に発生する「活性酸素」が、歯の中にある着色物質(色素分子)を分解・無色化します。
つまり、表面を削るのではなく、化学的に漂白するのが特徴です。歯の構造を傷つけず、自然な透明感を保ちながら白くすることが可能です。


◆ホワイトニング後の注意点

ホワイトニング直後の歯は、表面のペリクル(保護膜)が一時的に除去されており、着色しやすい状態になっています。したがって、施術後24〜48時間は以下のことに注意が必要です。

  • コーヒー、紅茶、ワイン、カレーなどの色の濃い飲食物を避ける

  • 喫煙を控える

  • 酸性飲料(炭酸飲料、果汁ジュースなど)を控える

  • ホワイトニング用歯磨き粉を使用する

  • 定期的に歯科でメンテナンスを受ける


ホワイトニングの効果持続期間

個人差はありますが、オフィスホワイトニングでは3〜6か月、ホームホワイトニングでは6か月〜1年程度が目安です。
生活習慣や飲食の影響で再び色素が沈着するため、**定期的なタッチアップ(再ホワイトニング)**を行うことで白さを保つことができます。


ホワイトニングのリスク・副作用

ホワイトニングは比較的安全ですが、以下のような症状が出ることがあります。

  • 一時的な知覚過敏

  • 歯茎への刺激や痛み

  • 色ムラ(施術初期に起こることがある)

これらは多くの場合、一時的なものであり、治療を中断したり薬剤濃度を調整することで改善します。


ホワイトニングができないケースとは

以下のような場合はホワイトニングが適さないことがあります。

  • 妊娠中・授乳中の方

  • 虫歯や歯周病が進行している場合

  • 神経がない歯(失活歯)や人工歯冠

  • 重度のテトラサイクリン変色歯

そのため、ホワイトニングを始める前には必ず歯科医師の診査を受けることが重要です。


ホワイトニングと日本人の歯の色

日本人の歯は、欧米人に比べてやや黄色みが強い象牙質を持つ傾向があります。これは人種的な違いであり、無理に真っ白を目指す必要はありません。
日本では「自然な白さ(A1〜B1色程度)」が最も美しく見えるとされ、清潔感と健康的な印象を重視する傾向があります。


まとめ

ホワイトニングは、歯の表面を削ることなく化学的に白くする安全な美容治療です。方法や効果、費用、持続期間は人によって異なりますが、適切に行えば明るく健康的な笑顔を取り戻すことができます。
重要なのは、「一時的な白さ」ではなく、日常のケアを続けて長期的に維持することです。

監修者情報

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